ベントレー コンチネンタルクーペ ATミッションオーバーホール 修理  4速(4L80E) オートマ

2020/07/08

ベントレー コンチネンタルクーペ「前進、バックが動かないと言うこと事で入庫されました」弊社で判断した結果、ATミッション本体が原因だと分かりました。このATミッションはGM製になります。


ATミッションを下ろします。


ATミッションを分解し原因を突き止めます。潤滑ラインの詰まりなどの原因で焼きつけしていました。


O.Dプラネット、インプットシャフト、フォアードドラムなどが真っ黒に焼けています。
こちらの部品はアメ車等の部品の流用ができません。ベントレー、ロールス・ロイスのみに搭載されている部品です。


超音波洗浄、メチレンクロライドにドブ漬けし乾燥させていきます。


バルブボディオーバーホール、オイルポンプオーバーホール対策部品を組み込みます。

クラッチクリアランス測定、ピストンの動作をチェックし、対策部品を組み込み、組み上げていきます。

今回のオーバーホールで変えた部品になります。不具合パーツ、消耗部品、対策部品を変えていきます。


完成したATミッションです。トルココンバータもオーバーホールしてあります。
車両に搭載し、テスターでATミッションの動きを見ながらロードテストを実施します。
全ての作業完了後、お客様にお引き渡しをしました。

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